書の支援コーナー「野の花」Support corner "No no Hana"
2026.10 月号
審査・批評 / 吉田成美先生
道具を粗末に扱うと、その小さな積み重ねは、いつしか字にも現れます。線の一本一本から丁寧さが消え、作品へのこだわりが少しづつ薄れていく。そして何より、書を愛する気持ちまで鈍らせてしまうことがあります。書は技術だけで出来ているものではありません。どんな姿勢で道具に向き合っているのか。その日美の積み重ねが、やがて作品の深みとなり、人の心を動かす一枚へとつながっていくのだと思います。反対に、道具を大切に扱う人は、一画一画を丁寧に書き、古典を敬い、先生の言葉にも真摯に耳を傾けます。なぜなら、道具を大切にする心は繋がっているからです。だからこそ筆を洗う時間も、硯を片付ける時間も、大切な稽古の一つだと感じています。その時間は、ただ道具を綺麗にするための時間ではありません。自分の心を整え、学ぶ姿勢を見つめ直す時間でもあります。積み重ねた敬意や感謝がやがて、一本の線となり、人の心を動かす作品へと育って行くのだと思っています。
道具を粗末に扱うと、その小さな積み重ねは、いつしか字にも現れます。線の一本一本から丁寧さが消え、作品へのこだわりが少しづつ薄れていく。そして何より、書を愛する気持ちまで鈍らせてしまうことがあります。書は技術だけで出来ているものではありません。どんな姿勢で道具に向き合っているのか。その日美の積み重ねが、やがて作品の深みとなり、人の心を動かす一枚へとつながっていくのだと思います。反対に、道具を大切に扱う人は、一画一画を丁寧に書き、古典を敬い、先生の言葉にも真摯に耳を傾けます。なぜなら、道具を大切にする心は繋がっているからです。だからこそ筆を洗う時間も、硯を片付ける時間も、大切な稽古の一つだと感じています。その時間は、ただ道具を綺麗にするための時間ではありません。自分の心を整え、学ぶ姿勢を見つめ直す時間でもあります。積み重ねた敬意や感謝がやがて、一本の線となり、人の心を動かす作品へと育って行くのだと思っています。
![]() |
坂田 真澄 |
![]() |
山口 寛子 |
![]() |
田中 千鶴子 |
![]() |
龍渕 良枝 |
![]() |
福田 清仁 |
![]() |
長田 勝義 |
![]() |
竹尾 和子 |
![]() |
事柴 哲郎 |
「野の花」コーナー作品募集中
| 資格 | 「書譜」購読者で、一部障害のある方(こどもから大人の方)または、年齢が 85 歳を超える方を対象。 |
|---|---|
| 作品 | 課題は自由。(但、使用用紙は競書サイズに準ずる) 紙面の都合上作品のサイズは、半折1/2(縦横自由) までとし、出品は一人、1点とします。 |
| 出品方法 | 専用の出品票に必要事項を記入のうえ(左下に貼付)当研究社宛てにお送りください。 |
| 作品締切 | 本誌発行のため、競書締切日に準じます。 |







